「戸建て売却をしたいけど、難しい」
「買い手がつかなくて困っている」
現在戸建て売却を検討している方の中には、こう感じている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は「戸建て売却が難しい」と思っている方に向けて、売れない理由5つと対処法を詳しくご紹介していきます。
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戸建て売却は難しい?売れない理由5つ
戸建売却が上手く進まない事には必ず理由があります。
それでは早速、戸建て売却がうまくいかない理由を見ていきましょう!
他の物件を超える魅力がない
どの業界でも、魅力的な商品はより早く、高く売れやすいものです。
現在戸建て売却が上手くいっていなくて「難しい」と感じているなら、他の物件を超える魅力がないのかもしれません。
買い手が物件の購入で主に考えているのは、以下の2点です。
・立地条件
・土地と建物の状態
立地条件は、最寄り駅からの距離や周辺の建物、道路付けなどの条件のこと。
買主が理想とする条件と戸建てが合わなくても、土地や建物の条件によっては譲歩も十分可能です。
土地や建物の状態というのは、築年数や間取り、設備など。
築年数や元々の建物の構造を変えるのは難しいですが、設備などは売主次第で改良できます。
不動産が以下のような状態だと、買主から戸建てが魅力的に映らないこともあります。
・部屋が和室ばかり
・部屋が全体的に暗い
・収納スペースが十分ではない
・階段の段差が大きい
まずは自身の戸建を客観的に見て、改善できる余地がないか検討しましょう。
建物内が全体的に見劣りしているなら、プロのハウスクリーニング業者に依頼したり、部屋をリフォームするのもおすすめです。
大きなリフォームが難しいなら、壁紙を張り替えるだけでも印象がガラっと変わるのでぜひ検討してみてください。
発信の仕方が悪く、買主の印象に残らない
戸建て売却をする時に大事なのは、戸建てをより魅力的に発信すること。
ですが、この発信の仕方が悪いと他の物件に見劣りしてしまい、印象に残らなくなってしまいます。
戸建て売却どころか、内覧の申し込みもないなら、情報公開している戸建ての写真などに原因がある場合もあります。
写真は暗くないですか?
物が多くて汚い印象になっていませんか?
荷物が多いならトランクルームに預ける、明るい陽が入る時間帯に撮影するなど、工夫次第で改善できることも多いので、ぜひこの機会に細かくチェックしていきましょう。
また、内覧希望者がいるにも関わらず戸建て売却に繋がらない場合は、部屋の状態に原因があるのかもしれません。
部屋はなるべく綺麗に整理し、清掃もしっかり行うことで購買意欲を高めることができるので「ちょっとやり過ぎかな?」と思うくらい丁寧に整理整頓していきましょう。
一方、空き家の戸建て売却をする場合、少し生活感があった方が買主はイメージしやすくなります。
戸建て売却する場合、モデルハウスのような家具を置いて魅力を伝えて買主の購買意欲を高めていく方法もあります。
これは「ホームステージング」と呼ばれている方法で、家を演出して販売するというもの。
「ホームステージング」と聞くと難しい印象を持たれるかもしれませんが、ポイントを抑えることで効果的にアプローチできます。具体的なポイントは次の通りです。
~現在住んでいる戸建ての場合~
・使っていない物は処分して部屋をすっきり見せる
・カーペットなどは敷かずに部屋を広く見せる
・花や観葉植物を置く
~空き家の場合~
・入居して欲しいターゲットをはじめに決める
・ターゲットの生活に合わせた家具や照明を入れる
・ファミリー向けなら子供用の家具も用意
このようなホームステージングを行った戸建てと行っていない戸建てを比較したところ、行った方が販売期間は短縮されたというデータもあるので、ぜひ試してみてください。
戸建ての金額が高額
戸建て売却をする際は、不動産会社に査定してもらうのが基本です。
その中で、より高額な査定額を提示してきた不動産会社はやはり魅力的に映ります。
中には「査定額が一番高額な不動産会社にした」という方もいるでしょう。
その視点も大事ですが、販売開始してから3ヶ月経っても売却の目途が立たないなら、戸建て売却価格が高過ぎる可能性があります。
内覧の申し込みや問い合わせ自体がない場合は、一度相場を調べてみた方が良いでしょう。
問い合わせがないと「戸建て売却は難しい」と悩んでしまいますが、価格を見直すことで問い合わせが増えることもあります。
戸建て売却したい物件と似た条件の物件を探して、販売価格などをチェックしながら、価格を再検討してみてください。
ただし、大幅に値下げしたり、タイミングを見誤ると「売れ残り」のようなイメージに繋がることもあるので注意が必要です。
戸建ての印象を下げないタイミングや価格帯を不動産会社と相談しながら決めてくださいね。
売り出す時期が良くない
戸建て売却をする時は、高額かつ早く売りたいのが心情ですが、タイミングを見極めるのは非常に難しいです。
不動産の価格は経済と深く関わっていて、その時の景気によっても左右されるため、適切なタイミングを見計らうのはプロでも難しいでしょう。
ただ、賃貸住宅の動きが活発になるのは、4月と9月だといわれています。
戸建てと賃貸では事情が異なりますが、子供の成長に伴ってマイホームなどを購入する人もいるので、新年度の4月に向けて、1月~3月の間に販売を開始するのもおすすめです。
自分に合った不動産会社を選んでいない
色々な対策を講じても「戸建て売却は難しい」「うまくいかない」と感じているなら、不動産会社との相性が良くないのかもしれません。
不動産会社と結べる媒介契約は3タイプあり、一般媒介契約の場合は複数の不動産会社と契約できます。
契約している不動産会社が多い分、不動産会社から有益な情報をこまめに得ることができず、弱い販売戦略しか立てられないために、戸建て売却が難しい状況になっている可能性もあります。
一般媒介契約をしていて不動産会社から連絡がない場合は、放置されているのかもしれません。
しっかり販売してもらうためにも近況はこまめに確認しましょう。
また、専属専任媒介や専任媒介で契約している場合、情報を必要以上に開示せず、自社の顧客から買主を探そうとして、他の業者からの問い合わせに応じていない場合もあります。
この2つの媒介契約は1社としか契約できないので競合がいなく、積極的な戦略を練っていないのかもしれません。
このような場合も積極的に動いてもらえるよう、売主側も近況をこまめに確認していきましょう。
また、Webで戸建てに戸建ての情報が載っていない、チラシに使用している写真が良くない場合はすぐに不動産会社に連絡して改善するよう伝えましょう。
こまめに連絡を取っても状況が改善しないなら、不動産会社を変えるのも手です。
「変えるのは悪い」と思う方もいるかもしれませんが、戦略が弱い状態のままではいつまで経っても戸建て売却には繋がりません。
一定期間買い手がつかなかった場合はこの方法も検討してみてください。
戸建て売却をする時は、複数の不動産会社に相談しよう
ひと言に「不動産会社」といっても、大手もあれば地域密着型の会社もあります。
戸建て売却を検討しているなら複数の不動産会社を比較しながら相性の良い会社を選びましょう!
そこでおすすめなのが、無料で相談できる「不動産査定サービス」!
このようなサービスは複数ありますが、完全無料で査定可能な「三井のリハウス」がおすすめです。
無料で利用できるので、不動産会社選びに迷っている方はぜひ活用してみてくださいね。
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