マンションの売却では、可能な限り査定額を高くしたいもの。
そこで今回はマンション査定額を上げるポイントや注意点について詳しくご紹介していきます。
現在マンションの売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
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マンション査定時の注意点5つ
まずはマンション査定時に知っておきたい注意点を5つご紹介していきます。
この5つを抑えておくだけで損せずマンション査定を行うことが可能!
①マンション査定は必ず数社に依頼する
マンション査定は数社の不動産会社に依頼するのが基本!
理由は、不動産会社によって得意なエリアや精通している分野が異なり、査定額も会社ごとに異なるからです。
マンション査定をするなら、一度に複数の不動産会社に依頼できる「一括査定サービス」がおすすめ!
一括査定サービスは基本情報を入力するだけで簡単!
さらに無料で利用できるので、活用しない手はありません。
②状況に応じて査定方法を選ぶ
マンション査定には、訪問せず周辺不動産の相場などから査定額を出す「机上査定」と、訪問して査定額を出す「訪問査定」の2種類あります。
それぞれおすすめなのは次のような状況です。
・訪問査定
3ヶ月から半年以内の短期間に売却したい場合は、早く話が進展しやすい訪問査定がおすすめです。
中古マンションは築年数が少しでも短い方が売れやすいので、そういった意味でも訪問査定の方が良いでしょう。
・机上査定1年後くらいに売却したい場合
机上査定がおすすめなのは売却希望時期が1年後など、ある程度期間がある時です。
このような場合は机上査定で複数の不動産会社を比較し、良いところを探してから訪問査定をする、という流れで進めていくと良いでしょう。
③マンション査定時は、準備を怠らない
マンション査定時の注意点3つ目は、事前の準備を怠らないことです。
具体的に必要な準備は次の通りです。
・マンションの良い点、悪い点をメモしておく
売却後に欠陥が見つかった場合、売主は修繕費用を負担しなければなりません。
不動産会社によっては分かりにくい破損を保証するサービスもありますが、あらかじめマンションの良い点と悪い点をメモしておきましょう。
良い点だけではなく悪い点を不動産会社や買主にあらかじめ伝えることで、マンション査定や売却がスムーズに進みますし、後々トラブルに繋がりにくくなります。
・マンション査定時に有利な書類を準備する
分譲時のパンフレットや間取り図などの図面、重要事項説明書、その他管理契約書などがあると、査定額がより明確に分かりますし、よりスムーズにマンション査定を進められます。
・部屋を綺麗に整頓、清掃をしておく
マンション査定では、事前に物や家具をなるべく片付け、部屋を掃除しておきましょう。
ただし、予算をかけてプロにハウスクリーニングやリフォームする必要はありません。
設備の破損などがあればそちらも修復した方が良いですが、リフォームは高額で採算がとれないことも多いので注意してくださいね。
むしろ、リフォームせずに売った方が自由にリノベーションできるという利点もあり、その点で買主から選ばれることも多いです。
リフォームしようか迷った時は、不動産会社に相談しましょう。
⑤不動産会社を査定額のみで判断しない
マンション査定時は、高額な査定額に捉われないことも大事な注意点のひとつ。
査定額が高いと、想像以上に問い合わせが来ないこともあり得るからです。
不動産会社を選ぶ基準は以下を参考にしてください。
・査定額を決めた明確な根拠がある
・2~3年の中古マンションの仲介販売実績が多い
・価格の設定や宣伝方法の提案が明確
・担当者との相性が良い、信頼できると感じる
これらのポイントは複数の不動産会社を比較することでより分かるので、無料で利用できる一括査定サービスをぜひ活用しながら見極めていきましょう!
⑤査定額を決める10項目とは?
ここからは、実際のマンション査定時で不動産会社がチェックする項目を10個ご紹介していきます。
以下で紹介している10項目をチェックすることで理想の査定額に塚づけることが出来ますよ。
①立地条件
立地で特に重視されるのは駅からの距離で、最寄り駅から徒歩7分以内の中古物件は人気が高いです。
ファミリー世帯向けのマンションの場合は、保育園や公園、スーパーが近隣にあるかどうかも重要なポイントです。
②階数・方角
高評価なのは3階以上のマンションで、上階ほど金額が高くなります。
方角は南が人気で、角部屋かバルコニーの有無も評価ポイントです。
③間取り・設備
間取りと部屋の広さが需要と一致していると高評価に繋がります。
また、風呂や台所の広さ、浴室換気乾燥などの設備の有無なども査定時に確認されます。
④築年数・構造
1981年6月1日以降に建築許可が出された物件は「新耐震基準」が適用されます。
これより前の物件は旧耐震基準なので全体的に評価が下がりますが、耐震補強工事をしていれば考慮して貰えます。
マンションの規模が大きく、エントランスや廊下などのスペースに高級感がある場合も高評価となりやすいです。
⑤管理状況
管理人が常駐している、共用部分の補修がしっかり行われている場合はマンション査定の評価も高くなります。
管理状況が良くない場合は、管理会社に事前に連絡して対処してもらうと良いでしょう。
⑥施工・販売会社
大手の施工・販売会社が担当したマンションの場合は、信頼度が高いため査定額が上がりやすいです。
⑦専有部分の設備や内装の状態
査定時は、水回りや壁紙などの状態も確認されます。
築年数が古いマンションの場合は多少状態が悪くても査定額が大きく下がりませんが、汚れが落ちない場合は減額対象となります。
⑧共有設備が充実しているか
監視カメラやオートロック、宅配ロッカーなどがあると高評価に繋がります。
⑨管理費・修繕積立金
マンション査定では、専用部分の管理費や修繕積立金の遅延がないかも確認されます。
滞納していても販売できますが、買主が見つかりにくいので早めに対処しましょう。
⑩駐車場の有無や条件
駐車場の台数が十分か、平面か、機械式かどうかなど駐車場の有無や条件も査定額を左右します。
分譲マンションの駐車場は、マンション売却と同時に利用権が無くなる「賃貸方式」や駐車場の利用権もセットで売却できる「分譲方式」の2パターンありますが、分譲方式の方が査定額は上がりやすいです。
マンション査定額を上げる3つのポイント
マンションの査定額を上げる事は可能です。
査定時の価格を上げる為のポイントについて解説していきます。
①マンションや自身の状況を確認する
マンション査定の時は、上記でご紹介した「査定額を決める項目」や自身の状況を確認しましょう。
自身の状況とは、具体的に以下のように売主の状況に問題がなければ、不動産会社も良い査定額を出してくれます。
・住宅ローンの残高の有無や金額
・引っ越し期限があるか
・家の所有権が誰にあるのか など
②査定額がどう決まるのかある程度把握しておく
マンション査定額が決まる方法をある程度知っておくと円滑に話を進められます。
査定額を出す方法は主に次の3つです。
・取引事例比較法
最も一般的な方法。似たマンションを比較して取引した事例を参考に出します。
・原価法
マンションを建て直す際にかかるコストを算出し、それに基づいて査定額を出します。
・収益還元法
賃貸として貸し出すとして、年間の利回りを算出して査定額を決めます。
③マンション査定は、便利な査定サービスを利用しよう
マンション査定時には様々な注意点や査定額を上げるポイントがありますが、査定額は不動産会社によって変わるので複数の会社に依頼するのが基本です。
不動産査定サービス「三井のリハウス」なら無料で利用できて、24時間ネットで申し込みできますよ。
自分に合った不動産会社を見つけるためにも、ぜひ三井のリハウスを活用してみてくださいね。
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