マンション売却を考えている方の多くが「可能な限り高く売りたい」と思っているはず。
ですが、実際のマンション売却では、相場のよりも低い金額となってしまうケースもあります。
そこで今回は、より高額にマンション売却をするコツと注意点を詳しく解説！
今まさにマンション売却をしようと思っている方は記事を最後まで読んで参考にしてくださいね。
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より高値でマンション売却するにはどうしたら良い？
マンションを売却しようと考えている方は、なるべく高額で売却したいですよね。
それでは早速、より高額な価格帯でマンション売却を実現するにはどうしたら良いのかを解説していきます。
高値で売れやすい時期に販売する
マンションは需要が高まっている時期に販売することでより高く売れます。
具体的には、春や秋は転勤や引っ越しをする人が多く、買主となる人が増えるため需要が高くなりやすいといわれています。
マンション売却期間は3ヶ月以上想定しておく
マンション売却の平均期間は約3ヶ月です。
これよりも短期間でマンション売却をする場合、早く売るために相場以上に価格を下げなければならなくなる可能性もあります。
より高値でマンション売却したいなら、3ヶ月以上想定しながら動くのがコツです。
腕の良い不動産会社の担当者に相談する
評判が良い不動産会社でも担当者によって営業力、販売力は異なります。
不動産会社を選ぶ時は、口コミなどを参考にして安易に判断せず、自分との相性を考えて慎重に決めましょう。
また、中には「腕は良いけれど自分とは合わない」ということもあります。
心を許せる担当者ではない場合、情報共有が上手くいかなかったり相談なども密にできず、マンション売却が思うように進まないこともあります。
相性の良い不動産会社か？信頼できる担当者か？という点はマンション売却の成功に繋がる大事なコツとなるので、最初の時点でしっかり確認しましょう。
より高値のマンション売却を実現するコツ3選
ここからは、より高値のマンション売却を実現するコツを3つご紹介していきます。
これからマンション売却をする方は、ご紹介するコツをぜひ参考にしてください。
複数の不動産会社から相性の良い会社を選ぶ
まず1つ目のコツは、マンション売却の肝ともいえる「不動産会社選び」です。
良い不動産会社、良い担当者を見つけるなら、複数の不動産会社を比較して相性の良い会社を探すのがおすすめ！
ですが、1社ずつ査定を依頼するのはなかなか大変です。
そこでおすすめなのが、ネット上に情報を入力するだけで複数の不動産会社に査定を依頼できる「不動産一括査定サービス」を利用すること！
提携している不動産会社が多い分、売主のマンション売却の条件を満たす不動産会社がヒットしやすいのもメリット！
無料で利用できるので、ぜひ活用してみてください。
客観的な目線で内覧の準備をする
2つ目のコツは、客観的な目線で内覧の準備をすること。
内覧はマンション売却に繋がる重要なポイント。いくら条件が良くても内覧時の印象が悪ければマンション売却には繋がらないでしょう。
内覧時は物が多過ぎないか、スリッパはあるか、変な匂いがしないなどをチェックしましょう。
より購買意欲を高めるために、アピールポイントや詳細情報が記されたパンフレットやチラシを用意しておくのもおすすめです。
また、当日は内覧した方が見やすいように、カーテンや扉はすべて開けておくと良いでしょう。
リフォームをして見栄えを良くする
資金に余裕がある方は、マンションをリフォームしてより魅力的な物件にしましょう。
費用は発生しますが、綺麗になればなるほど高額で売れやすくなります。
ただし、大きな予算をかけてリフォームし、相場を大幅に超える価格帯で販売してしまうと、買主の予算内の収まらず結局売れないということもあるので注意！
リフォームをする際は、不動産会社の担当者に相談し、戦略を練った上で行うのがベストです。
マンション売却時の注意点
ここまでマンション売却時のコツをご紹介しましたが、注意すべき点もあります。
マンション売却をする方は以下の注意点も抑えておきましょう。
マンション売却の期間は決めているか？
「いつか売れるだろう」とマンション売却の期間を決めていないと、効果的に売り出すことができず、結果的に値下げをしなければならなくなります。
また、マンション売却の期間を決めていないと、不動産会社からの対応も後回しにされてしまうこともあるので、この点は初めにしっかり決めておきましょう。
適切な価格設定か？
買主の多くは、予算を決めてマンションを探しています。
マンション売却の価格が相場を大きく超えていると、そもそも価格面で候補から除外されてしまうので注意しましょう。
高額で売りたい場合は、相場の10～20％程度の額をまずは上乗せして様子を見てみてください。
高額でマンション売却を実現した人の体験談
高額でマンション売却を実現した人が一体どんなコツを意識していたのか気になりますよね？
ここからは、そんなマンション売却を高額で成功させた人の体験談をご紹介していきます。
50代男性
リフォームしたマンションを査定したところ、耐震性が良くないと予想以上に低い査定額でした。
その結果に納得できなくて、新しく一括査定サービスを利用して複数の不動産会社に査定して貰ったところ、思った以上に査定額が高く驚きました。
結局、最も高い査定額を提案してくれた会社と契約して、希望価格で販売できました。
30代男性
初めに大手の不動産会社に査定して貰ったところ、ローンの返済が可能な程度の査定額でした。
一括査定サービスで依頼してみると初めの査定額よりも500万円以上高額で本当にビックリしました。
査定額がこれほど大きく変わったのは、その不動産会社には不動産の買主が多く相談してくるそうで、私の物件がすぐに売れると判断してくれたからだそうです。
結果、ひと月で販売できて満足です。
60代女性
音楽をしていた子ども用に防音室を作りその後、マンション売却することになりましたが、不動産会社の査定額は思った以上に低い3,000万円。
防音室を作って他の部屋が狭くなっていた査定理由のようです。
ですが、必要な人もいると思い、査定額から500万円上乗せして販売すると、自宅で音楽教室を開きたい方がほぼ希望価格で買ってくださいました。
マンション売却は購入価格より高額で売れることもある
不動産流通経営協会が行った調査によると、マンション売却をした約3割の方は購入時よりも高額で販売していることが分かっています。
つまり「購入価格より安く売らないと」という先入観でマンション売却をスタートしていると、高額で売る機会を知らぬ間に逃してしまうかもしれないのです。
とはいえ、相場を大きく上回る価格帯で販売すると、売れない可能性もあるので価格に関しては相場をきちんと調査し、不動産会社に相談した上で判断していきましょう。
また、マンション売却価格が購入価格より高くなった場合「譲渡所得税」が発生します。
譲渡所得税は、以下の計算式で算出された金額となります。
マンション売却価格－（購入価格＋売却にかかった諸費用）×税率
ですが、マイホームを売却した場合、譲渡所得から3,000万円控除できる特例が適用されます。
マンション売却で発生する諸経費は？
マンション売却では、主に次のような費用が発生します。
・リフォームをした場合はその費用
・不動産会社への仲介手数料
・抵当権抹消登記にかかる登録免許税
・登記を依頼する司法書士への報酬
・収入印紙代
実際にマンション売却をする際は、可能な限り高額で売るためにも発生する費用を把握しておくようにしてくださいね。
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